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wamcaが伊吹山の薬草を選んだ理由

wamcaが伊吹山の薬草を選んだ理由

wamcaのよもぎ蒸しで主役となる”ハーブブレンド”。
その調合を担うのは、自身のアトピー性皮膚炎をきっかけに薬草の世界へ進んだ専門家・かよさん。1,000年の歴史を持つ伊吹山の薬草に込められた生命力と、現代女性にこそ必要な「自分を癒す習慣」について話を伺いました。

ーかよさんが薬草の世界に辿り着いたきっかけを教えてください。

大人になってから発症した、深刻なアトピー性皮膚炎がきっかけでした。さまざまな方法を試す中で出会ったのが、伊吹山の薬草を使った蒸し療法。かつて江戸時代に東洋と西洋の知恵が融合して生まれたその伝統に触れ、自分自身の肌が変わっていくのを実感しました。この素晴らしい恩恵を、同じように悩む人たちに届けたい。その思いがこの仕事の原点です。

数ある産地の中で、なぜ「伊吹山」にこだわるのでしょうか。

伊吹山は、織田信長が薬草園を開いたとされる、1,000年以上の歴史を持つ土地です。百人一首にも詠まれ、その名は古くから人々に親しまれてきました。

この地の魅力は、豊かな地質と独特の気候にあります。冬には世界有数の積雪を記録するほど厳しい環境ですが、深い雪の下でじっと春を待つ薬草には、それだけ凝縮された生命力が宿る。その力強さが、伊吹の薬草を特別なものにしていると感じています。

ただ、伊吹薬草の流通量は非常に限られています。収穫から乾燥まですべて手作業で、必要な量だけを丁寧に収穫する。農家さんとの関係を築くまでには時間がかかりましたが、その過程で伝統の重みをあらためて実感しました。

 「最先端テクノロジー」が重視される中で、 先人の知恵が現代にも生き続けている、その意味とはどこにあると思いますか?

よもぎやハーブには、何千年もかけて積み上げられてきた知恵があります。私たちはその力を少し忘れてしまっているだけではないでしょうか。

私自身の皮膚炎も、さまざまな方法を試してもなかなか改善しない時期を経て、植物の力に出会いました。そうした経験があるからこそ、「本来の免疫力や自然治癒力を大切にする」という視点を持ち続けることが、いまの自分の仕事につながっています。

「最先端」であることは、長期的な実績の蓄積という面ではまだ途上にあるということでもあります。一方で、長い歴史の中で人々に寄り添ってきた植物の知恵には、時代を超えた信頼があると感じています。

 一般的なよもぎと、伊吹山のよもぎの違いはどこにありますか?

お客様からよく「優しいのに、体の芯からポカポカする」と言っていただきます。

多くの産地では、効率的な収穫のために葉だけを繰り返し摘み取ります。しかし伊吹山では、よもぎが最も成長する夏に、軸ごと一気に刈り取る。葉だけでなく、植物を支える軸も含めて丸ごと使うことで、野草本来のエネルギーをそのまま凝縮できます。今回のブレンドにも、この軸と葉のすべてを配合しています。

また、無農薬にこだわっているのも大切なポイントです。よもぎ蒸しは蒸気を全身で受けるもの。植物本来の力を活かすために、自然な状態で育ったものを使うことは、ブレンドの基本的な考え方です。

 wamcaのために共同開発した4つのブレンドについて教えてください。

現代女性が抱える心の状態に合わせて、香りと機能の両面から設計しています。

  • Detox(デトックス)
    • レモングラスの爽やかな香りで、体だけでなく「いらない感情」も一緒に出していくイメージです。
  • Metabolism(代謝)
    • シナモンやクローブを配合。オリエンタルな香りに包まれ、とにかく芯から熱を巡らせます。
  • Beauty(ビューティー)
    •  ローズの華やかな香り。日々、社会で戦い続ける中で、女性性を後回しにしている方にこそ選んでほしい、癒しのブレンドです。
  • Stress(ストレス)
    • 人気のラベンダーが主成分。甘すぎないようレモンバームを加え、張り詰めた心をふんわり緩めます。

ーよもぎ蒸しの時間を「自分と向き合う時間」にするためのアドバイスはありますか?

ぜひ「呼吸」を意識して、今の自分を俯瞰して瞑想して欲しいです。現代女性は、社会や家庭で無意識に「戦って」います。よもぎ蒸しの間だけは、頑張っている自分を認め、「何もしないで、ただ存在しているだけで価値がある」と自分に許可を出してあげてほしいんです。


好きな音楽や誘導瞑想をyoutubeで流してもいい。体をゆるめ、呼吸を深めることで、思考も深まり、自分を愛せるきっかけになります。

 最後に、購入を検討されている方へメッセージをお願いします。

冷えや肌の揺らぎ、なんとなくだるい……そういった体のサインは、「もう少し自分を大切にしてあげて」というメッセージかもしれません。

よもぎ蒸しは、先人たちが長い時間をかけて伝えてきた知恵です。まずは週に一度、自分のためだけに蒸気を浴びる時間を持つ。その小さな習慣が、明日へ向かうための静かなエネルギーを整えてくれると信じています。

 

【取材協力】かよさん

伊吹山の麓、岐阜県揖斐郡にて、伊吹薬草を活かした商品開発を行っている。

古くから息づく薬草文化と、現代女性の不調や揺らぎを結び、
『整える』をよもぎ蒸しから日常に取り入れる。

野生のエネルギーを宿した薬草で、温め、巡らせ、循環させる。
自分を満たし、自分らしく生きるための一歩となりますように。