医師が語る、家でできるセルフケア習慣の重要性
「なんだか体が重い」「いつも何かに追われている気がする」 そんなふうに感じながらも、家族のため、仕事のために自分を後回しにしていませんか?
今回は、形成外科専門医・皮膚科医であり、分子栄養学や漢方、心のケアまで網羅するホリスティックな診療を行う野田先生にインタビュー。なぜ今、自宅での「よもぎ蒸し」が現代女性に必要なのか。医学的な視点からお話を伺いました。
ー先生のご専門と、日々の診療で大切にされていることを教えてください。
私は現在、主に皮膚科医として診療にあたっていますが、「皮膚は内臓の鏡」を実感しています。そのため、西洋医学だけでなく分子栄養学や漢方薬を用いて心・体・魂を包括的に診る「ホリスティック医療」を心がけています。
不眠やイライラ、原因不明の体調不良の背景には、考え方の癖や「交感神経の過緊張」が隠れていることが多いものです。私は、データに基づく医療(エビデンスベイスドメディスン)と同じくらい、その人自身の物語に寄り添う「ナラティブベイスドメディスン」を大切にしています。一人ひとり違う人生の物語があるからこそ、ケア方針も一つではありません。
ー現代女性にこそ「日常的なケア」が“超必要”だと仰る理由は何でしょうか?
核家族が多い中、社会参画を求められる現代の日本の女性は、仕事以外に家事、子育て、子供の習い事、親の老後の準備、介護など・・・色々な役割を当たり前にこなしていて、常に自分を後回しにしてしまう方が多いように思います。
その結果、緊張状態が続き交感神経が優位になりすぎて、心身が休まる時間がない状態になってしまいがちです。そんな時は「自分をいたわる事はとても大事な事!」がキーワード。
自分がゆるむと、初めて余裕がうまれ、相手を責めたくなる気持ちが減り、違う視点で物事が見えるようになります。
自分を癒す時間を意図的に作って欲しいです。

ーなぜ、日本の女性は頑張りすぎてしまうのでしょうか?
患者さんのお話を伺っていると、経済的な不安や、仕事と家庭の両立へのプレッシャーを抱えられている方がとても多いです。そして、さまざまな役割を担いながらも、仕事と家庭の両立を完璧にもとめる空気感が強いようにも思います。 食事一つとっても、買ってきたものをそのまま出すことに罪悪感を抱き、自分を責めてしまう。その結果、常に交感神経が優位になり、心身が緊張したまま休まらない状態が続いてしまいます。かつての私がそうでした。
ー実際に自宅よもぎ蒸し「wamca」を体験して、どのような変化を感じましたか?
もともと店舗に通うほどのユーザーで、家でできると聞いて最初は「準備が大変そう」と身構えていました。しかし、実際に使ってみて驚きました。とても手軽で体感も良く、家族(子供や男性)も気軽に体験できるというメリットも!
まず、wamcaのマントの質が素晴らしい。お店のものは肌に張り付く撥水素材が多いですが、これはまるで「赤ちゃんのおくるみ」のような安心感があります。
また、デトックスブレンドの反応も顕著でした。溜まっていたものが出るような感覚があり、いつもより身体が非常にスッキリしました。
面白いエピソードがあって、知り合いの方がお家でよもぎ蒸しをしていた時、ご家族がすぐそばを行き来したそうです。ただ1分ほど、その場に漂うデトックスブレンドの香りや蒸気に触れただけなのですが、その直後からいつもよりトイレに行く回数が増え、スッキリした感じがあったようで。 そばにいただけの家族にまで変化があったことで、「あぁ、本当にデトックスの力があるんだ!」と確信したそうです(※体感には個人差があり、個人の感想です)。
家であれば、移動時間も交通費もかからず、リラックスした空間で家族と一緒に楽しめます。タイパやコスパの面から見ても、これほど理にかなったセルフケアはないと感じます。
ー「温める・巡らせる」というアプローチを、医学的にはどう評価されますか?
低体温は免疫力の低下に直結します。ウイルスをやっつけるリンパ球は体温が高い時に活性化しますし、体温が下がれば代謝が落ち、むくみやすく、太りやすい体質になります。
私たちの身体では毎日、2,000〜5,000個もの正常とは異なる細胞が生まれていると言われています。それらから体を守る「本来の免疫力」を維持するためには、身体を冷えから守ることが不可欠です。
まずは週に1回、よもぎ蒸しでしっかりと深部体温を上げ、ご自身の身体を労わる「温活習慣」を持っていただきたいですね。

ー自宅でできるよもぎ蒸し「wamca」は、どのような方におすすめですか?
「体が重い、だるい、しんどい」と感じている方、慢性的な冷えに悩んでいる方ですね。また、芯から温まり汗をかくことで、溜まったものが抜けていくような「スッキリ感」を求めている方には最適です。
それから、精神的なアプローチとしても非常に有効です。現代女性は脳を使いすぎ、常に交感神経が優位な「緊張状態」にあります。よもぎ蒸しは、そんな「考えすぎてしまう脳」を休め、精神をリラックスさせたい方におすすめです。
私も、毎回入ると眠くなってしまいます(笑)
私自身のおすすめは、冷えを感じる時やゆっくりしたいご褒美として、また逆に行き詰まってしまった時にも1度入って仮眠して脳をリフレッシュするのも良いです。
ー心身の健康を保つために、先生が日常で実践されている習慣を教えてください。
意識していることは、3つあります。
1. 「何を体に入れないか」という食の選択
お惣菜を買う時は添加物の少ないものを選び、調理法にもこだわります。特に気をつけたいのは、老化を早める「トランス脂肪酸」と「AGE(終末糖化産物)」の組み合わせ。高温調理や電子レンジの多用を避け、油の酸化にも注意しています。
2. 50代からの「貯筋」
1年前からジムに通い始めましたが、驚くほど体調が良くなりました。50代以降は骨や筋肉がとっても大事です。やる気やアンチエイジングにも関係するオステオカルシンやマイオカインと言ったホルモンの分泌にもつながり、心身の安定に直結します。
3.ネガティブ思考を止める
私は「安心・安全・ありがとう」の頭文字をとった「3A運動」を提唱しています。不安になった時は「なんとかなるさ、大丈夫」という言葉をセットにする。意外と効果的!夜眠る前にネガティブ反省会をしていた私も卒業できました。
大切なのは、完璧を目指して自分を追い込まないこと。みなさんも無理をせず、まずはよもぎ蒸しのように、心地よいと感じるものから生活に取り入れてみてくださいね。
ー最後に、日々忙しく過ごす女性たちへメッセージをお願いします。
あなたが犠牲になって家族を支えるのではなく、まず「あなたが幸せであること」をもう少し優先してください。自分が犠牲になると、そこには加害者・被害者・救済者の関係が生まれてしまいます。
私達が生まれてくる確率を考えると、宝くじに当たるよりも稀な確率なんです。何かをなさなくても大丈夫。生まれてくるだけで丸儲け。
あなたが満たされ、幸せで溢れていれば、それはシャンパンタワーのように自然と周囲の人、そして次の世代へと注がれていきます。「誰かがケアしてくれる」のを待ってイライラするより、自分で自分をケアしてあげてください。
花を一輪買ってみる、よもぎ蒸しで体を温める。体をいたわる時間は、あなた自身と、あなたの愛する人たちの未来を守る時間になると思います。
【取材協力】野田 理香先生
- 日本形成外科学会形成外科専門医
- 日本アロマテラピー学会認定医

徳島大学医学部を卒業後、皮膚科勤務を経て形成外科医として専門性を深める。
形成外科を主軸に皮膚科や漢方薬も併せた幅広い治療に携わっていた中、 自身の子どものアトピー治療をきっかけに、「表面的な改善ではなく、身体の内側から整える医療」の重要性を痛感。
その経験から、脂質代謝・ステロイドとの関係・トランス脂肪酸等のデトックスなど 栄養学領域を重点的に学び直す。
現在は「皮膚は内臓の鏡」という考えのもと、分子栄養学に基づく食事・ライフスタイル指導に加え、東洋医学やメンタルケア、時にアロマセラピーも取り入れた統合的・ホリスティックな診療としてこれまでに延べ30,000人以上の診療に携わっている。
私生活では、医食農同源を目指し田畑を耕したり、よもぎ蒸しをセルフケアの一環として日常的に取り入れている愛好家でもある。


